マシュマロの薬剤師日誌

病院で薬剤師やってます

セララと抗菌薬のクラリスロマイシン

セララ錠25mg/ 50mg/ 100mgの添付文書(一部抜粋)


【用法・用量に関連する使用上の注意】


高血圧症および慢性心不全共通
CYP3A4阻害薬と併用する場合には、

本剤の投与量は1日1回25mgを超えないこと(「相互作用」の項参照)

 

※併用してしまうと

  セララの血中濃度上昇して、

  カリウム血症になる恐れがあります。

 

 

併用注意の

クラリスロマイシンCYP3A4を阻害します。

 

副鼻腔炎のように、

クラリスロマイシン長期間服用する場合には

セララの量を制限する必要があります。

クラリスロマイシンの特徴的な作用

  ▶︎静菌的作用

  ▶︎副鼻腔粘膜の線毛運動活性化作用

 

 

クラリスロマイシンが中止になると

セララの量を戻さなければなりません。

※同等の効果を得るには

 

 

クラリスロマイシンと同様の効果を示す

他のマクロライド系をおすすめします✨

 

⬇︎⬇︎⬇︎

CYP3A4を阻害しない

14員環マクロライド

ロキシスロマイシン(ルリッド他)

おススメ!