持続性抗ヒス薬のデザレックスを自主回収
2019/1/8
MSDは2019年1月7日、
デザレックス錠5mg(一般名デスロラタジンを
自主回収(クラスII)すると発表しました。
MSDによると、
原薬保管施設に関わる薬事手続きに不備が確認されたためで、
同薬の品質、安全性および有効性に起因するものではない。
供給再開の時期は未定としています。
製品の回収は、販売元の杏林製薬が実施します。
デザレックス錠5mgは、
2016年11月に発売された
持続性選択H1受容体拮抗・
アレルギー性疾患治療剤。
血中半減期が19.5時間と、
抗ヒスタミン薬の中で最も長い。
眠気を起こしにくく、
食事の影響を受けにくいという特徴がある。