マシュマロの薬剤師日誌

病院で薬剤師やってます

【薬】ヒルドイドフォームの適量について

ヒルドイドフォームの適量について

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・一般名:ヘパリン類似物質

 

ヒルドイドフォーム

キャップ大(直径約3㎝、高さ約3.5㎝)に押し出した分量で➡手のひら4枚分になる。(約1g)=2FTU

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・ヘパリン類似物質の剤形

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ソフト軟膏(W/O型乳剤性基剤)

➡しっとり、被覆効果、皮膚を柔らかくし、皮膚からの水分蒸散を防ぐ(エモリエント)効果に優れている。

 

クリーム、ローション(O/W型乳剤性基剤)

➡さっぱりしている。

     ローションには油分(白色ワセリンやスクワラン)が含まれている。

 

フォーム

➡噴射に高圧ガス(LPG)を使用。

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 製品1本あたり92gの原液とLPGが含有されている。

  油分を含まないためべたつきが少なく、さっぱりしている。

 

・FTU(フィンガーチップユニット)

  1FTUは、口径5㎜のチューブの軟膏を、成人の人差し指の先端から遠位指節間関節の長さまで出した量

  =約0.5gに相当し、この量で手のひら約2枚分(約300㎝²)に塗布できる。

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ヒルドイドフォームの注意点

 LPGが使われているため、使用前に容器をよく降る

 冷たいガスが噴出した場合は使わない。

 横向きや逆さまで使用しない。

 火気の近くで使わない。

 使いきってから捨てる。

 直射日光の当たるところや、火気の近くなど40℃以上となる場所に保管しない。