こんにちは、
12月も中頃に入り、
インフルエンザが流行りだす1月に近づいてきました。
今回は、インフルエンザと妊婦さんについて、復習していこうと思います。
⚠️インフルエンザウイルス感染症では
●38度以上の高熱が出て、
●頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状あり!
⚠️妊婦さんがインフルエンザウイルスに感染!
→重篤な合併症 を起こしやすい💦
→自然流産や早産、低出生体重児、胎児死亡などのリスクも増加する💦
⚠️抗インフルエンザ薬の治療上の必要性は高い⚠️
◎米国の疾患予防局(CDC)は、
▶︎妊婦、分娩後2週以内の褥婦の方が
インフルエンザウイルス感染と診断された場合
重症化予防のために、
症状出現後48時間以内に
❶妊婦にタミフル(抗インフルエンザ薬)
○妊娠初期
▶︎タミフル服用したあと、
出産した86人の女性のうち、
1人が先天異常の赤ちゃんを出産。
※通常の発生率と比較して高くはない数字。
=リスクは高くありません。
※すべての妊娠に、
先天異常は約3%の確率で起こり得る。
❷妊婦にリレンザ
○リレンザ
▶︎吸入薬で局所で作用します。
▶︎母親の血中に移行する量もごくわずかです。
▶︎口で飲み込んでも、血中にほとんど移行しません。
=胎児に重大な影響を及ぼす可能性はないです。
❸妊婦にインフルエンザワクチン
○インフルエンザワクチン
▶︎生ワクチンではないです。※日本は
▶︎重篤な副作用は起こりません。
▶︎妊娠中のすべての時期において安全です。
▶︎妊娠初期に接種しても奇形のリスクがないという研究結果もあります。
✅厚生労働省でも、妊娠中の新型インフルエンザワクチン、タミフル、リレンザの安全性について 検討されています。 🤗