マシュマロの薬剤師日誌

病院で薬剤師やってます

速効型インスリン分泌促進薬の使用頻度ランキング

 

 

🥇第1位🥇

レパグリニド(商品名シュアポスト)

38.9%の医師が処方頻度高い

✅類薬のナテグリニドよりインスリン分泌促進作用が長時間持続し、HbA1c空腹時血糖値有意に改善する。

✅唯一の胆汁排泄型で、腎機能を気にせず投与できる。

✅食後高血糖の抑制効果とHbA1cの改善効果が優れている。

✅シュアポストはやや効いている時間が長く、SU薬に近い。

✅一方、ナテグリニドは効果がやや弱く、また心臓のSU受容体への作用もあり使用しにくい

 

 

🥈第2位🥈

ミチグリニドカルシウム水和物(グルファスト他)

37.1%

✅腎不全患者でも慎重投与すれば使用できる

✅ベイスン(ボグリボース)との配合剤であるグルベスがある。

✅食後の血糖を効果的に抑制するため。

✅食事の時間がなかなか決められない人。

✅安全性がある。

 

 

🥉第3位🥉

ナテグリニド(スターシス、ファスティック他)

24.0%

✅一番早く市場に出ていて、使用経験が長い。

✅初期の2型糖尿病に使うことがある

✅DPP-4阻害薬と相性が良い。

 

 

使用頻度の割合としては

あまり差がないような・・・・

 

糖尿病は腎臓を悪くする方が多いので、

腎排泄型でないシュアポストが一番使いやすそうですね。

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